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白  馬  岳

山   紀   行
写   真   館 2002・07・23〜24



【日  時】 2002年07月23日(火)〜24日(水)
【山  名】 白馬岳(しろうまだけ)2932m
【天  候】 1日目・・晴時々曇     2日目・・晴
【コース】 1日目・・白馬駅(タクシー)猿倉〜白馬尻〜大雪渓〜葱平(ねぶかっぴら)〜頂上宿舎〜白馬山荘〜白馬岳山頂
2日目・・白馬山荘〜白馬岳山頂〜三国境〜小蓮華山〜白馬大池〜天狗原〜栂池自然園(ロープウェイ・ゴンドラ)栂池高原
【タイム】 私のコースタイム
1日目・・歩行時間5時間40分
            所要時間7時間20分・・・タクシー(40分)・休憩(1時間)含む
2日目・・歩行時間5時間
            所要時間7時間・・・ロープウェイ・ゴンドラ(1時間)休憩(1時間)含む

前  日
◆21:30大阪
大阪なんばOCAT南駐車場から定期バス「さわやか信州号」で白馬に向かう。平日だからか多少の空席があり、30名ほどの乗合だった。
台風9号が発生しているが、我々の日程に影響はなさそうだ。快晴を祈ろう!

1日目
◆6:30白馬駅
予定より1時間ほど早く、5:30に着いた。駅前で朝食を済ませ、弁当を買って、・・・準備完了!
タクシーで猿倉に向かう。朝は曇っていたが天候はよくなってくるようだ。

◆7:10猿倉
村営猿倉荘の前では大勢のひとが準備をしていた。学生の団体、ご夫婦連れ、親子連れ等々さまざまだ。
まずは猿倉荘の左から樹林の中に入る。少し進むと砂利道の林道に出る。緩やかに登って行くと、前方に白馬岳から小蓮華山への稜線が雲の間から見え隠れして姿を現す。やがて御殿場と呼ばれる辺りで再び樹林の中に入り、岩がゴロゴロした道を登っていくと白馬尻だ。

◆8:10白馬尻
村営白馬尻荘を通り、白馬小屋で休憩する。雪渓をバックにテラスで記念写真。再び樹林の中を歩み15分ほどで大雪渓の入口に着く。

◆8:30大雪渓入口
ケルンのある岩場でアイゼンを装着して・・・さあ、待望の雪渓歩きだ!
雪渓上にルートを示す赤いベニガラの上を一列になって登っていく。雪は硬く、トレースに沿って登るので軽アイゼンで十分だった。下から冷気が上がってくるので涼しく、気持ちよく歩行ができる。初めは緩やかだが次第に傾斜が増してきて、再び緩やかになる。もう一度キツイ傾斜を登ると雪渓も終わりだ。右の岩場に取り付く。
この間、約2時間の歩行だが、落石には注意が必要だ。雪渓上には石が点在していて、落石の状況が確認できる。くれぐれも注意しよう。今年も早や1名の犠牲者が出ているようだった。
大雪渓 シロウマアサツキ
大雪渓(赤いベニガラのルートを歩む) シロウマアサツキ(ネギ坊主の花が咲く)

◆10:10葱平

雪渓を離れ岩場に取り付けられた木道をしばらく登る。やがてジグザグの急登になる辺りからは、右に左に可憐な花を咲かせた高山植物が疲れを癒してくれる。
ネギ坊主のような花を発見!。写真を撮っていたら、詳しい方が教えてくれた。「シロウマアサツキと言って、この辺りに多く咲いていたので、ここを葱平(ねぶかっぴら)と呼ぶようになったそうですよ」と・・・。なーるほど!
やがて小雪渓が現われ、ここを横切って進む。足場は切れているのでアイゼンは必要なかった。だだ傾斜はキツイので注意しよう。
小雪渓を過ぎると広々とした感じになり、この辺りがお花畑と呼ばれ、道も広くなり快適な歩行ができるようになる。途中、避難小屋もあり、その先には水場もあり、休憩するにはいい場所だ。

◆12:10頂上宿舎・到着(30分休憩)
やがて前方に村営頂上宿舎が見えてくる。登り切ると主稜線に出る。左には杓子岳から白馬鑓ヶ岳へと・・・、右へは白馬岳へと通じる。我々はここで本日の昼食にする。

◆12:40頂上宿舎・出発
30分休憩の後、出発。前方に今日の宿泊場所・白馬山荘が長く横たわっている。スカイブルーをバックに白馬岳の雄姿を見ながら登る。

◆13:00白馬山荘・到着(30分休憩)
受付で手続きを済ませ、リュックを置いて・・いざ頂上へ・・・。
白馬山荘・上は白馬岳山頂 白馬岳山頂
白馬山荘・上は白馬岳山頂 大勢の人で賑わう白馬岳山頂

◆13:30白馬山荘・出発

白馬山荘横から山頂を目指す。山頂は大勢のひとで賑わっているようだ。

◆13:50白馬岳山頂
憧れの白馬岳の山頂にやって来た!
なだらかな広場に岩を置いたような山頂だ。皆さん記念撮影に余念がない。もちろん我々も・・・。360度の素晴らしい眺望だ。明日もう一度朝焼けを見よう!

2日目
◆5:00白馬山荘
朝食は弁当にしてもらって、白馬山荘を後にする。山荘前で朝焼けの後立山連峰を眺め、山頂へと向かう。
朝焼けの剱岳(右)と立山(左) 杓子岳(左)と白馬鑓ヶ岳(右)
朝焼けの剱岳(右)と立山(左) 杓子岳(左)と白馬鑓ヶ岳(右)

◆5:20白馬岳山頂・到着(10分休憩)

朝も早いのに大勢の人が下りてくる。ご来光を拝んでの下山のようだ。まだ山頂では大勢の人で賑わっていた。朝焼けで赤く輝いた剱岳、立山の姿と、青い空とのコントラストが素晴らしい。さらに左方面には小さくではあるが、槍ヶ岳、穂高も見えた。

◆5:30白馬岳山頂・出発
十分に眺望を楽しみ、北へと向かう。前方には雪倉岳(せきくら)、朝日岳の山並みが連なる。山頂からまず下るとすぐに、尾根がやせてきて、岩場を過ぎ急な下りになる。足元には注意が必要だ。やがて緩やかな道になり、可憐な高山植物が現われる。程なく三国境だ。

◆6:10三国境
ここは長野、富山、新潟三県の県境だ。分岐で雪倉岳への道を分け、右に小蓮華山へ向かう。最初は稜線の左を進み、まもなく稜線上を登る。小石がゴロゴロした道だが、緩やかな傾斜の登りなので苦しくはない。
白馬岳 コバイケイソウ群落地から白馬岳を望む
白馬岳山頂から小蓮華山に至る稜線 コバイケイソウ群落地から白馬岳を望む

◆6:50小蓮華山・到着(30分休憩)

山頂は石を積み上げたようなところだ。ここからは信州側の足元が切れた急崖の白馬岳が眺められる。越後側は信州側と違って穏やかな雰囲気が漂っていた。鉄の剣が立っていて、宗教的な山だと感じさせられる。眺めは抜群で後立山連峰が一望できる。
ここで白馬山荘で貰った弁当を頂く。塩分が多めの味付けで結構美味しかった。

◆7:20小蓮華山・出発
次は白馬大池を目指そう。
なだらかな稜線を下っていく。コバイケイソウの群落を発見。話によると3〜4年に1度しか咲かないと聞いているが・・・、ラッキー!
やがて稜線を外れハイマツが茂る雷鳥坂を下る。少し雲がかかってきたと思ったら、一羽の雷鳥を見かけた。これまた・・ラッキー!慌ててシャッターを切る。撮影に成功!(写真館でご覧ください)
雷鳥坂を過ぎると広い尾根で、眼下に白馬大池が見えるはずだが、雲の中に入り見えない。白馬大池に着くと雲が切れ青空になってきた。

◆8:30白馬大池・到着(20分休憩)
白馬大池山荘奥の湖畔に行くとチングルマの群落が広がっている。ハクサンコザクラも発見した。湖面に写る山々が絵になる。テント場もあり、ここで一泊するのはいいだろうなあ〜。いい雰囲気だ!
雷鳥坂と白馬大池 チングルマ
雷鳥坂と白馬大池湖畔に咲くチングラマの群落 チングルマ(白馬大池にて)

◆8:50白馬大池・出発

白馬乗鞍岳へは、山荘の北から大きな石を積み上げた岩場の道を湖岸に沿って歩く。しだいに湖畔から離れ、ハイマツを縫うようにして岩場の道は山頂まで続いている。岩場で足を取られないように注意しよう。
白馬乗鞍岳の頂上にはケルンと標識が立つ。無ければ頂上とは思えないような広く平らな山頂だ。
広い山頂を東へ歩き、岩のピークに来たら下りになる。湖畔にある安山岩の大きな岩場の道を、岩に足を取られないように注意して下ろう。特に下りなので、岩と岩の間に足を滑らせると大ケガになるので、くれぐれも注意が必要だ。
途中、雪渓を横切って渡り、雪渓に沿って下る道は、特に大きな石の上を歩くので、これまで以上に注意して歩行しよう。

◆10:10天狗原
しばらく進むと潅木帯に入り、どんどん下っていく。やがて潅木帯を抜けると天狗原だ。風吹大池への分岐を見送り、ナナカマドが点在する湿地帯に設けられた木道を歩む。
木道が終ると樹林帯の中に入り、再び下っていく。右には白馬岳の姿が雲間からチラチラと顔を出す。やがて眼下に広大な栂池自然園が眺められるようになる。
ハクサンコザクラ 天狗原
ハクサンコザクラ(白馬大池にて) 天狗原の湿地帯に整備された木道

◆11:00栂池自然園

舗装道路に出て右に行くと栂池ヒュッテ、ここは左へ、ロープウェイ栂池自然園駅へと向かう。
朝5時に白馬山荘を出て、途中の岩場では時間が気になって慌てたが、時間的にはほぼ予定通りだった。乗場で着替えを済ませ、ロープウェイ、ゴンドラを乗り継ぎ、栂池高原に下山する。

◆12:00栂池高原
下山後、信州そば屋で昼食を頂き、13:20発の「さわやか信州号」大阪行に乗り込む。
今回の「白馬の旅」は天候に恵まれ、ケガもなく無事下山することができた。
途中で多くの方々と会話ができ、その方々から教えて頂いたのが一番の印象だった。山での出会いは素晴らしいですね。山を愛する者同士が同じ話題を語り合うとき、お互いに心が通じ合う。これが山の魅力なのだろうか。

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